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◆管理会計論 (必須科目)
公認会計士試験の必須科目である管理会計論は、
主に原価計算と管理会計が出題されます。
管理会計論は財務会計論と共に企業会計の一種として、主に企業内部の経営管理者等の意思決定等に必要な会計データを提供することを目的とした学問領域です。
旧試験制度では「原価計算」の科目で出題されていました。
原価計算は、材料、仕掛品及び製品等の棚卸資産評価並びに製品に関する売上原価の計算について出題されます。
管理会計は、利益管理、資金管理、戦略的マネジメント等を含み、
会計情報等を利用して行う意思決定及び業績管理に関連する内容について出題されます。
管理会計論は短答式試験、論文式試験両方で出題されます。
論文式試験では、財務会計論と一緒に会計学として出題されます。
◆出題範囲例
管理会計論では、以下のような項目から出題されます。
太字の部分は、論文色試験で重点的に出題される箇所です。
◆製品原価計算に関する領域
◆原価計算の基礎知識
- 原価計算の意義と目的
- 原価の意義と種類
◆実際原価計算
- 費目別計算
- 部門別計算
- 製品別計算
- 単純個別原価計算と単純総合原価計算の流れ
◆部門別計算
- 原価部門の意義
- 部門個別費と部門共通費
- 補助部門費の製造部門への配賦
- 単一基準配賦法と複数基準配賦法
- 実際配賦と予定配賦
◆個別原価計算
- 製造直接費の直課
- 製造間接費の配賦
- 製造間接費の配賦基準
- 実際配賦と予定配賦
- 一括配賦と部門別配賦
- 仕損の処理
◆活動基準原価計算(ABC)
- 活動基準原価計算の意義
- 活動基準原価計算の計算原理
◆総合原価計算
- 月末仕掛品の評価
- 仕損・減損・作業屑の処理
- 工程別総合原価計算
- 組別総合原価計算
- 等級別総合原価計算
◆その他の実際原価計算
- 連産品の原価計算
- 副産物等の処理と評価
◆標準原価計算
- 標準原価計算の意義
- 標準原価と原価標準
- 標準原価差異の算定と分析
◆直接原価計算
- 直接原価計算の意義
- 直接原価計算の計算原理
◆会計情報等を利用した意思決定及び業績管理に関する領域
◆管理会計の基礎知識
- 管理会計の意義と目的
- 管理会計の領域
◆財務情報分析
- 財務情報分析の意義と種類
- 収益性分析
- 安全性分析
- 生産性分析
- 成長性分析
- キャッシュ・フロー分析
◆バランスト・スコアカード
- バランスト・スコアカードの意義
- バランスト・スコアカードの構造
- 非財務指標を利用した業績評価
◆短期利益計画のための管理会計
- 短期利益計画の意義
- CVP分析
- 貢献利益アプローチ
- 原価態様と原価予測
◆予算管理と責任会計
- 予算管理の意義と機能
- 予算編成と予算統制
- 責任会計
◆資金管理とキャッシュ・フロー管理
- 資金管理の意義
- 運転資金の管理
- 現金資金の管理
◆原価管理
- 原価企画の意義
- 原価企画のプロセス
- 原価改善の意義
- 原価維持の意義
- ライフサイクル・コスティング
◆活動基準原価管理と活動基準予算
- 活動基準原価管理の意義
- 活動基準原価管理のプロセス
- 活動基準予算の意義
◆生産・在庫管理と管理会計
- JIT会計の意義
- バックフラッシュ・コスティングの意義
- スループット会計の意義
- サプライ・チェーン管理会計の意義
- マテリアルフローコスト会計
◆品質管理と管理会計
- 品質管理会計の意義
- 品質管理会計のプロセス
◆差額原価収益分析
- 差額原価収益分析の意義
- 差額原価収益分析の手法
◆設備投資の経済性計算
- 設備投資の経済性計算の意義
- 設備投資の経済性計算の手法
- リアル・オプションの意義と概要
◆分権組織とグループ経営の管理会計
- 分権化と管理会計
- セグメントのための管理会計
- 事業部制会計
- グループ経営のための管理会計
- 事業価値・企業価値の評価
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