公認会計士講座【資格の大原】

平成27年公認会計士試験の合格者の皆様、合格おめでとうございます!

合格者受験番号一覧等はこちら(公認会計士・監査審査会)
平成27年公認会計士試験結果データ・統計

平成27年公認会計士試験最終結果
出願者数 10,180名
最終合格者数 1,051
合格率 10.3%

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◆公認会計士試験合格率,合格者数推移

◆最終合格者数推移
公認会計士試験合格者数推移

平成期、1990年代の公認会計士試験合格者数は、旧試験の第2次試験で、
600人から700人台の合格者数でしたが、2002年から1,000人を超える合格者が出て、 2006年からの新試験制度になると、合格者数が一気に増加し、
3,000人から4,000人もの合格者数が出ました。

合格者が少ない旧試験から実に5、6倍もの合格者が出るようになりました。


合格者が急激に増え、すべての合格者が監査法人に就職することができず、
業務補助ができない就職難民が大勢出たためか、2009年には前年の4割近く減少の2,229人となりましたが、 それでもまだ就職難のようです。

そして2010年の合格者数も約200名減少しました。

2012年の合格者数は、旧試験制度末期水準まで落ち込みました。

2014年は横ばいです。

年度 合格者数
2014年 1,102
2013年 1,178
2012年 1,347
2011年 1,511
2010年 2,041
2009年 2,229
2008年 3,625
2007年 4,041
2006年 3,108
試験制度変更
2005年 1,308
2004年 1,378
2003年 1,262
2002年 1,148
2001年 961
2000年 838
1999年 786
1998年 672
1997年 673
1996年 672
1995年 722
1994年 772
1993年 717
1992年 798
1991年 638
1990年 634
1989年 596

◆合格率(対出願者数)推移
公認会計士試験合格率(対出願者数)推移

この合格率は出願者に対する最終合格者の割合です。


以前、三大難関国家試験といわれた旧公認会計士第2次試験の時には6%台から9%台と高い難易度を誇る国家試験でしたが、 新試験制度に移行して、14%から20%と大幅に受かりやすくなりました。


試験問題のレベルなどは易しいわけではなく、かなりの難易度ですが、
免除制度も拡大し以前と比較するとかなり受かりやすくなったと言えるでしょう。


しかし、2010年の合格率は旧試験制度並みの約8%になり、 以前の難易度に戻りつつあります。

2011年は6%半ばで、旧試験を含めてもかなり低い合格率。
2012年は1%上昇して、7.5%で完全に旧試験制度の合格率水準に戻っているといっていいでしょう。
2014年には10%台に持ち直し、ここ数年は上昇傾向です。


こうやって見ると2006年、2007年、2008年はご祝儀のようです。

(職業別で分けてみると・・・)

年度 合格率
2014年 10.1%
2013年 8.9%
2012年 7.5%
2011年 6.5%
2010年 7.96%
2009年 10.5%
2008年 17.1%
2007年 19.3%
2006年 14.9%
試験制度変更
2005年 8.5%
2004年 8.4%
2003年 8.4%
2002年 8.6%
2001年 8.0%
2000年 7.6%
1999年 7.7%
1998年 6.7%
1997年 6.7%
1996年 6.6%
1995年 6.9%
1994年 7.4%
1993年 7.5%
1992年 9.8%
1991年 8.9%
1990年 9.8%
1989年 10.4%

◆合格率(対論文受験者)推移
公認会計士試験合格率(対論文受験者)推移

この合格率は、論文試験を受けた人が最終合格した割合です。

短答式試験に合格した人や短答式試験を免除された人の、
20%から40%の人が合格する試験ということがわかります。


特に新試験制度になると合格率が、旧試験制度の時より合格率が高く、
35%前後になっています。
ですので論文式試験は以前より合格しやすい試験になったということがわかります。

年度 合格率
2014年 36.8%
2013年 35.9%
2012年 38.0%
2011年 32.6%
2010年 37.0%
2009年 36.1%
2008年 42.8%
2007年 44.8%
2006年 32.3%
試験制度変更
2005年 36.9%
2004年 42.0%
2003年 37.1%
2002年 33.6%
2001年 28.8%
2000年 24.8%
1999年 23.7%
1998年 19.8%
1997年 21.4%
1996年 22.3%
1995年 23.9%

◆短答式合格率推移
公認会計士試験短答式合格率推移

逆に短答式試験の合格率は徐々に低減しており、ほとんどの人がまず最初に直面する短答式の難易度が上がっているのが分かります。

2010年の第U回試験の合格率は4.6%でかなりの難関です。
通年でも短答合格者は2,396人で、出願者数は25,648人ですので、
合格率は9%程度です。

2011年の第U回試験の合格率はさらに低く、3.5%。
2012年も第U回試験の方が低い合格率です。

第T回試験より第U回試験の方が合格するのが難しいようです。


【注】なお、25年の試験から、第II回短答式試験の合格発表に合わせて、第I回及び第II回短答式試験の属人ベース(第I回短答式試験及び同第II回短答式試験のいずれにも願書を提出してきた受験者を名寄せして集計したもの)での「願書提出者数」「受験者数(答案提出者数)」「欠席者数」が新たに公表されました。
24年試験までは、単に受験者数のみ公表。

年度 合格率
2014年U 8.16%
2014年T 16.8%
2013年U 11.6%
2013年T 13.6%
2012年U 4.2%
2012年T 6.0%
2011年U 3.5%
2011年T 9.9%
2010年U 4.6%
2010年T 9.0%
2009年 13.2%
2008年 21.7%
2007年 18.5%
2006年 31.0%
試験制度変更
2005年 23.0%
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