平成期、1990年代の公認会計士試験合格者数は、旧試験の第2次試験で、 合格者が少ない旧試験から実に5、6倍もの合格者が出るようになりました。 合格者が急激に増え、すべての合格者が監査法人に就職することができず、 そして2010年の合格者数も約200名減少しました。 2012年の合格者数は、旧試験制度末期水準まで落ち込みました。 2014年は横ばいです。 |
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この合格率は出願者に対する最終合格者の割合です。 以前、三大難関国家試験といわれた旧公認会計士第2次試験の時には6%台から9%台と高い難易度を誇る国家試験でしたが、 新試験制度に移行して、14%から20%と大幅に受かりやすくなりました。 試験問題のレベルなどは易しいわけではなく、かなりの難易度ですが、 しかし、2010年の合格率は旧試験制度並みの約8%になり、 以前の難易度に戻りつつあります。 2011年は6%半ばで、旧試験を含めてもかなり低い合格率。 こうやって見ると2006年、2007年、2008年はご祝儀のようです。 |
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この合格率は、論文試験を受けた人が最終合格した割合です。 短答式試験に合格した人や短答式試験を免除された人の、 特に新試験制度になると合格率が、旧試験制度の時より合格率が高く、 |
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逆に短答式試験の合格率は徐々に低減しており、ほとんどの人がまず最初に直面する短答式の難易度が上がっているのが分かります。 2010年の第U回試験の合格率は4.6%でかなりの難関です。 2011年の第U回試験の合格率はさらに低く、3.5%。 第T回試験より第U回試験の方が合格するのが難しいようです。 【注】なお、25年の試験から、第II回短答式試験の合格発表に合わせて、第I回及び第II回短答式試験の属人ベース(第I回短答式試験及び同第II回短答式試験のいずれにも願書を提出してきた受験者を名寄せして集計したもの)での「願書提出者数」「受験者数(答案提出者数)」「欠席者数」が新たに公表されました。 |
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