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◆監査論 (必須科目)
公認会計士試験の必須科目である監査論は、
公認会計士の独占業務である会計監査に関する学問で、財務諸表監査を中心に、
理論、制度、実務の分野が含まれています。
さらに、中間財務諸表監査、四半期財務諸表監査、四半期レビュー、内部統制報告書監査、保証業務も含まれます。
旧試験制度でも、そのまま監査論の科目で出題されていました。
会計監査は、会計士の独占業務であり、合格後に監査法人等にて監査業務を行う際にも重要になってきますので、監査業務に関連した知識、監査基準、法令、制度概要、職業倫理、概念、理論的背景等の問題が出題されます。
監査論は短答式試験、論文式試験両方で出題される科目です。
◆出題範囲例
監査論では、以下のような項目から出題されます。
太字の部分は、論文色試験で重点的に出題される箇所です。
◆公認会計士監査の基礎概念
◆公認会計士監査の意義
- 公認会計士監査の定義
- 公認会計士監査とその周辺概念
- 二重責任の原則の意義
- 公認会計士監査をめぐる基礎的理論
◆公認会計士監査の役割と機能
- 監査基準における監査の目的
- 不正に対する公認会計士監査の役割と機能
- 虚偽表示の発見に対する公認会計士監査の役割と機能
◆監査人としての要件と職業倫理
- 監査基準及び公認会計士法等に定める人的資質(職業資格、専門的能力、実務経験)
- 監査人としての適格性要件の概念(公正不偏性、独立性、職業的懐疑心、守秘義務等)
- 監査人が保持すべき倫理上の要件
◆公認会計士監査制度の意義
- コーポレート・ガバナンスと公認会計士監査との関係
- 財務内容開示制度と公認会計士監査との関係
◆公認会計士法
- 公認会計士法の意義と体系
- 公認会計士制度
- 公認会計士の義務と責任
- 監査法人制度
- 公認会計士・監査審査会
- 日本公認会計士協会
◆金融商品取引法監査制度
- 金融商品取引法監査制度の意義と目的
- 発行市場における開示制度
- 流通市場における開示制度
- 監査人の権限と責任
- 監査人の監査報告書
◆会社法監査制度
- 会社法監査制度の意義と目的
- 会社法及び関係法令に基づく監査制度
- 会計監査人の権限と責任
- 監査役(監査役会)・監査委員会の権限と責任
- 会計監査人の監査報告書
- 監査役(監査役会)・監査委員会の監査報告書
◆財務情報等に係る保証業務
- 保証業務の意義と目的
- 保証業務の要素
◆監査基準(監査基準の意義と一般基準関係)
◆監査基準の意義
- 監査基準生成の歴史的経緯
- 監査制度における監査基準の意義と役割
◆一般基準の内容
- 専門的能力の向上と知識の蓄積
- 公正不偏の態度と独立性の保持
- 正当な注意と職業的懐疑心
- 不正等に起因する虚偽の表示への対応
- 監査調書の意義と役割
- 監査業務全般に係る監査事務所としての品質管理
- 個々の監査業務に係る品質管理
- 守秘義務
◆監査基準(実施基準関係)
◆基礎的諸概念
- 監査要点
- 監査証拠
- 監査計画
- 監査上の重要性
- 試査
- 内部統制
- 監査リスク
- 監査手続
- 監査調書
◆実施基準の内容
- リスク・アプローチに基づく監査実施の体系と特徴
- 事業上のリスクを含む、企業の事業内容や経営環境の理解
- 内部統制の評価と監査計画との関係
- 監査要点に適合した監査証拠の入手
- 監査上の重要性と基準値の設定
- 重要な虚偽表示のリスクの評価
- 財務諸表全体に関係する重要な虚偽表示のリスクの評価と対応
- 発見リスクの決定と実証手続の選択・適用
- 不正及び誤謬による重要な虚偽の表示の可能性の評価
- 会計上の見積りや収益の認識等、特別な検討を必要とするリスク
- 情報技術が監査に及ぼす影響
- 他の監査人の監査結果の利用
- 専門家の業務の利用
- 内部監査の理解とその利用
- 経営者又は監査役若しくは監査委員会とのコミュニケーション
- 経営者による確認書
- 継続企業の前提
◆監査基準(報告基準関係)
◆基礎的諸概念
- 適正性の判断
- 監査報告書の意義と機能
- 監査意見と監査証拠及び合理的基礎との関係
◆報告基準の内容
- 監査報告書の標準的書式と記載事項
- 適正意見の意義
- 監査意見の種々の形態と記載方法
- 意見に関する除外事項
- 監査範囲に関する除外事項
- 継続企業の前提
- 追記情報の意義と役割(後発事象、偶発事象、会計方針の変更などの概念と意味を含む。)
- 意見表明に関する審査
◆財務報告に係る内部統制監査の基準
- 内部統制監査の意義と目的
- 内部統制監査と財務諸表監査との関係
- 内部統制監査の実施
- 内部統制監査の報告
◆中間監査基準
◆中間監査の意義と目的
◆実施基準
- 中間監査リスクと財務諸表の監査に係る監査リスクとの関係
- 中間監査における重要性
- 中間監査の監査手続
◆報告基準
- 有用意見の意義
- 中間監査報告書の標準的書式と記載事項
- 中間監査意見の種々の形態と記載方法
- 継続企業の前提
- 中間監査に係る追記情報の意義と役割(後発事象、偶発事象、会計方針の変更などの概念と意味も含む。)
◆四半期レビュー基準
◆四半期レビューの意義と目的
◆実施基準
- 四半期レビュー計画
- 四半期レビュー手続
- 追加的手続
◆報告基準
- 四半期レビュー報告書
- 四半期レビューの結論
- 継続企業の前提
◆品質管理基準
◆品質管理基準の意義と体系
◆品質管理の目的
◆品質管理のシステムの構成
- 責任、職業倫理及び独立性
- 監査契約の新規の締結と更新
- 監査実施者の採用、教育・訓練、評価及び選任
- 業務の実施
- 品質管理のシステムの監視
- 監査事務所間の引継
- 共同監査
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